雨山

標高312メートル、山頂には雨山神社が鎮座し、古くから雨乞いの山として信仰を集める熊取の象徴的な山です。旱魃時には村人が雨乞いのために登りました。現在でも9月1日、雨山の麓の成合地区が「八朔」という行事を行っています。

また、上の写真の右側の大きな木の幹は、ヤマモモの木です。平成28年4月5日に大阪府の天然記念物(植物)の指定を受けました。樹齢は不明ですが、江戸時代の地誌『和泉志』の日根郡の部に、泉佐野の大木・土丸や熊取の高田付近にヤマモモが自生していたことが記されています。このヤマモモは樹高8.5m、幹周り3.8m、枝張12mを測り、冬の強い季節風を受ける山頂にあるにもかかわらず非常に大きいことや、巨大な山城が築かれた雨山の頂上にあることが高く評価されました。

雨山のヤマモモphoto


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