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くまとりのイベント

2024.12.22

【お知らせ】くまとり世間遺産ガイドブックを更新いたしました

【お知らせ】くまとり世間遺産ガイドブックを更新いたしました

世界遺産や指定文化財ほどではないが、私たちの身近な場所にもまだまだ遺産として残した珍しいもの、その地域にしかない希少なものなどがたくさんあります。それが「世間遺産」です。

令和6年度も2件が認定されました。

ガイドブックは駅下にぎわい館で配布しています。


令 和 6 年 度 認 定 

くまとり世間遺産【もの】

③ 爽神堂のお寺

熊取町七山 2-2-1

1573 年(天正元年)に本多十助が七山の地に浄仙坊を開創。

織田信長によって焼き払われた後、十助の子、本多左内(法名:義風)が寺号を浄見寺として再興。境内に現在の七山病院の前身、医療施設「爽神堂」を創設した。

江戸時代には、入院施設を備え、漢方や針灸を用いて精神障がい者の治療を行っていました。明治維新に際し、西洋医学を率先して導入、わが国最初の精神科専門の病院免許を取得しました。

⑨ 熊取図書館のピアノ

熊取町野田 4-2714-1

世界的に有名な「グロトリアン・シュタインヴェッヒ社」(ドイツ)の製作で、昭和4年に、旧熊取尋常高等小学校の講堂落成を祝い、当時熊取村の村長であった義本一氏から寄贈された、日本では数少ないピアノです。

長年小学校の行事などで活躍するも昭和43年に傷みにより使用されなくなり、その後は、忘れられた存在として中央小学校の倉庫で眠っていましたが、20 年以上の時を経て、平成3年に熊取町町制施行40周年記

念事業の一環として復元され、平成6年に開館した図書館のホールに設置されました。

このピアノの特徴である中高音の澄んだ音色が美しく響くよう、大きさや内装が設計された図書館ホールにおいて、現在もコンサートなどで、その素晴らしい音色を聴かせてくれています。


 

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